9月に原子力規制委員会の委員になる日本原子力研究開発機構の杉山智之・安全研究センター原子炉安全研究ディビジョン長(54)が14日、規制委の参事に就任した。原発の再稼働に向けて審査の効率化を求める声が出ていることについて「規制委は安全確保を目的として、独立した機関として経済性などとは関係なく判断する機関として設置された。さまざまな事情があろうとも、求められている役割は、安全性を確認し、向上させることだと考えている」と話した。
9月に更田豊志委員長が退き、後任の委員長に山中伸介委員が就くことに伴い、新たな委員となる。3月に衆参両院で同意された。
報道陣に対し「私が就任させ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル