26日午後2時25分ごろ、400年超の歴史をもつ京都四條南座(京都市東山区)で、解体中の舞台セットが倒れ、作業員の男性(40)=同市中京区=の右足に当たった。京都府警によると、男性はかかとの骨が折れる重傷。
東山署によると、4人で解体作業を始めて間もなく、舞台中央にあった鉄板(高さ2メートル、幅9メートル、厚さ90センチ)の一部が倒れた。
南座によると、歌舞伎俳優の中村獅童さんとバーチャルシンガー「初音ミク」が共演する「八月南座超歌舞伎」の最終公演が26日午後に終わり、その後にセットの解体を進めていた。南座は昨年11月、耐震改修工事を終え、約3年ぶりに再開場した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル