日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が逃亡した問題に、世界の視線が注がれている。ゴーン前会長が逃亡先としたのは、「中東のパリ」とも呼ばれるレバノンのベイルートだ。どんな場所なのか。
レバノンは日本の岐阜県ほどの面積で、シリアやイスラエルと接し、西部は地中海に面している。日本の外務省によると、人口は約610万人で、アラビア語が共通言語だが、フランス語や英語も広く使われている。
18の宗教・宗派が混在する多宗教国家で、米中央情報局(CIA)が発表した2017年の統計によると、国民の約58%がイスラム教徒で、約36%がキリスト教徒とされている。
首都で最大都市でもあるベイル…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル