先月14日午前7時半ごろ、愛知県稲沢市の交差点で市内の団体職員の男性(34)が運転する車が発進したところ、飛び出してきた男が接触する事故があった。
路肩で男性が男に平謝りしているところに、稲沢署交通課の警察官が通りかかった。2人から事情を聴いたところ、男性は飛び出して来た男に「眼鏡が壊れた」などと示談金を要求され、現金1万5千円を支払ったという。
警察官は、男の説明から当たり屋の疑いがあると見抜いたという。同署は19日、住所不定、無職の佐久間友康容疑者(61)を詐欺容疑で逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
同署には、「当たり屋に1万5千円を要求された」などといった相談が他にも5件寄せられており、警戒に当たっていたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル