運転手4人の病欠と体調不良で、路線バスの便数が半減――。
バス運転手の人手不足が全国的な問題になるなか、多くの路線バスが走る福岡県でそんな事態が起きている。
西日本鉄道は30日、12月1日から当面の間、久留米―福岡空港線の運行を1日32便から16便に減らすと発表した。福岡空港発の最終便は午後10時20分発から午後7時30分に繰り上がるなど、1日あたり233人に影響が及ぶという。
西鉄によると、グループ会社の西鉄バスのある営業所で運転手の1人が季節性インフルエンザに、
別の1人が新型コロナに感染。人手不足の中、さらに体調不良を訴える運転手が2人相次いだ。
営業所の運転手の在籍数は11月末時点で48人で、そもそも運行便数に対して必要な50人を下回っていた状態だった。
他の営業所から応援の派遣を…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル