中国・武漢市(湖北省)で発生した新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、現地邦人の帰国希望者の第1陣約200人を乗せた日本政府のチャーター機が29日朝、羽田空港に到着した。
関係者によると、第1便の搭乗者のうち2人は医療機関への搬送可能性があるという。1人は37度程度の熱があり、1人はせきが出ているとのことで、東京都内の病院で診察を受ける予定。
日本から向かった医師、看護師、検疫官が機内で検疫を実施。発症が疑われる人や、発熱や呼吸器に症状のある人は感染症の医療機関を受診するために搬送される予定だ。厚生労働省は、症状が無くても医療機関で改めて診察を行い、最低1週間は外出を控えるよう求めるという。
チャーター機は28日夜、マス…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル