重症心身障害児者入所通所施設の職員が入所者の鼻から流動食を流し込んでいたなどとして社会福祉法人「愛知県済生会」(名古屋市)は18日、法人勤務の40代女性看護師の行為が身体的虐待と認定されたと発表した。法人側は「誤嚥(ごえん)性肺炎を起こす可能性が高い行為だった」と謝罪した。
法人が管理する「愛知県三河青い鳥医療療育センター」(岡崎市)が同日開いた会見によると、女性看護師は2022年5月以降、同センターの40代の女性入所者に少なくとも4回にわたって鼻からパンがゆや、さゆなどをスプーンで摂取させていたという。
女性入所者は自分で体を動かせず、食事をうまくのみ込めない状態だった。看護師はセンターの聞き取りに「たまたま鼻から入ったときに苦しそうではなかったので、鼻からの方が(女性入所者にとっても)楽だと思った」と話しているという。
女性看護師はほかにも別の入所者の顔を平手でたたき、排尿を促すために腹部を拳でたたいていたことも判明し、岡崎市は昨年6月に三つの行為を身体的虐待と認定した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル