増山祐史
SNSを介して特殊詐欺や強盗に加担する「闇バイト」への注意を学生に呼びかけるため、警視庁小松川署は9日、関東第一高校(東京都江戸川区)の軟式野球部員らと野球形式の啓発イベントを行った。
荒川の河川敷で開かれ、約80人が参加した。パネルに球を投げて倒す「ストラックアウト」を使い、パネルを射抜くと闇バイトに関する問題が出題。高額報酬をうたっているが、実際はわずかな金銭しか得られないことなどを学んだ。軟式野球部主将の入交(いりまじり)勇太さん(16)は「野球をやりながら楽しく学べた。SNSをよく使うので気をつけたい」と話した。
また、全国優勝の経験がある同校の競技かるた部も参加し、闇バイト防止に向けたかるたを作った。今後、同署の啓発チラシなどで使う予定という。(増山祐史)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル