兵庫県尼崎市立尼崎高校の体罰問題で、市教育委員会は19日、男子バレーボール部と硬式野球部の指導者や校長ら教職員計6人を停職や減給の懲戒処分にしたと発表した。
同校ではバレー部でコーチの臨時講師(28)の体罰が常態化し、今年4月に3年生部員が顔をたたかれて一時意識を失ったほか、鼓膜にけがをした。しかしその状況を監督(51)が学校側へ報告していなかったことが発覚。その後、野球部での体罰もわかり、市教委が全校調査を進めていた。
処分は、バレー部ではコーチの男性講師が停職6カ月相当(任用期間の関係で実質73日)、監督の男性教諭が減給10分の1(3カ月)。野球部は部長の男性教諭(39)が同(3カ月)、コーチの男性講師(25)が同(1カ月)。また、監督責任などを問われ、桑本広志校長(58)と般若利博・体育科教頭(59)が同(1カ月)。校長と体育科教頭は26日付で市教委事務局に異動させる。
市教委は19日、野球部での体…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル