関西電力元役員による金品受領や報酬の減額補塡(ほてん)などの問題を巡り、大阪地検特捜部が、会社法の特別背任などの疑いで告発され、不起訴(嫌疑不十分)とした元役員らの再聴取を始めたことが関係者への取材で分かった。聴取内容などを踏まえ、改めて起訴すべきかどうかを判断する。
元役員らが告発されているのは、原発が立地する福井県高浜町の元助役(故人)から金品を受領したとされる収賄容疑や、経営悪化を受けた役員報酬の減額を補塡したとされる会社法の特別背任の容疑など。
特捜部は昨年11月、元役員…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル