鈴木春香
阪神・淡路大震災の犠牲者を悼んで毎年1月17日に神戸市で開かれる「1・17のつどい」が、来年は縮小して実施される見通しとなった。会場となる東遊園地が再整備の工事中でスペースが狭く、出入り口も少なくなるため。市民団体などでつくる実行委員会が16日、発表した。
実行委によると、今年は約1万本並べた竹灯籠(とうろう)・紙灯籠の設置も難しくなる。出入り口を拡充するよう市と調整を進めているが、拡充できたとしても、灯籠の数や大きさを縮小し、今年の3分の1程度の規模にせざるをえない見込みだという。炊き出しなども行わない。(鈴木春香)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル