気象台によりますと、本日(26日)07時57分に阿蘇山の中岳第一火口では、小規模な噴火が発生。噴煙は1600mまで上がり、北西へ流れました。
火山活動の状況
気象台によりますと、阿蘇山の中岳第一火口では、本日(26日)07時57分に小規模な噴火が発生し、灰白色の噴煙は1600mまで上がり北西へ流れました。噴石は観測されませんでした。噴火の発生は5月31日以来です。火山性微動の振幅は、昨夜から今朝にかけて一時的に大きくなりました。
気象台が発表した午前9時の「噴火に関する火山観測報」によりますと、噴火が継続してるようです。
防災上の警戒事項
中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
日本気象協会 本社 日直主任
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