暴言、失言、強権、そんなイメージを抱いてしまう政治家。だが、実は嫌がらせやいじめに悩む議員もいる。福岡県議会は、議員と議員を目指す人へのハラスメントを防ぐ条例づくりを進めている。成立すれば都道府県レベルでは初めてで、「票ハラ」にも対応することなどが特徴だ。実際、議員たちは、どんなハラスメントを受けているのか。
福岡県南部にある筑後市で当選1回の鶴佑季子市議(37)は、こんな経験があるという。
2019年4月、無所属新顔で立候補。トップ当選だった。
当選後のことだ。
「お姉ちゃん、次も応援するよ」
年長の男性支援者から言われ、二の腕や背中を触られた。
「次の選挙もがんばってあげ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル