山梨県立農林高校(甲斐市西八幡)の生徒たちが授業の一環として製造したワインが完成した。20日、生徒たちが自ら店頭に立ち、販売した。
商品名は作った生徒たちの年齢にちなんで「17ans」(ディセタン)。フランス語で「17歳」を意味する。県産ブドウを使って同高の施設内で醸造し、白、赤、ロゼの3種類をそろえた。
同高は「ワイン王国の次世代の人材を育てよう」と2020年に果実酒試験醸造免許を取得。食品科学科の約30人を対象にワインの製造から販売までを学ぶ授業をスタートさせた。
経験が必要な発酵作業などは、県内のメーカー岩崎醸造で研修を受けた教員が指導。瓶詰めや包装まで生徒が手がけて700本を製造した。
開店前から行列、120本が40分で完売
発売日の20日は、生徒4人…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル