安倍晋三首相は3日夜、東京・富ケ谷の私邸で自民党の岸田文雄政調会長と面会した。岸田氏が委員長を務める党公約作成委員会が作成する夏の参院選公約について詰めの協議を行った。選挙情勢や、参院選に合わせた衆参同日選も話題に上った可能性がある。
面会では、参院選公約をめぐり、首相が特に力を入れる憲法改正や外交などの位置付けのほか、重点項目の書きぶりなどに関し意見交換したとみられる。
公約は「外交・安全保障」「経済再生」「地方創生」「憲法改正」-などを柱とする方向で調整している。重点項目には、地方の活性化に向け、中小企業・小規模事業者の支援策などを盛り込む見通しだ。
参院選の選挙情勢では、岸田氏の地元の広島選挙区で、岸田派(宏池会)の現職に加え、新人が党公認で出馬することなどが焦点になっている。
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