首里城の火災を受け、沖縄タイムス社(那覇市)が発行した「報道写真集 首里城」に注文が殺到している。同社によると、経費を差し引いた利益全額を、再建のために寄付する。
14日に発売し、25日には第3刷を発行した。炎上し崩れ落ちる正殿など惨状を伝えるカットに加え、太平洋戦争末期の沖縄戦での焼失や、戦後の復元の経緯なども当時の写真を交えて紹介。琉球王朝時代の儀式を再現する行事や、各施設の説明も掲載している。
資料的価値も高く、友利仁出版部長(52)は「首里城が果たしてきた役割の大きさや、いかに人々の心に定着していったかを伝えたかった」と話している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース