近鉄大阪線築山駅(奈良県大和高田市)で29日午後11時55分ごろ、名張発高安行きの上り普通電車(6両編成)がホームに車掌(29)を残したまま発車した。約2キロ先にある次の五位堂駅(同県香芝市)で運転士(56)が車掌の不在に気づき、同駅の助役が車掌業務を代行。約9分遅れで出発した。
近鉄によると、車掌は腹痛のために、運転士に連絡して築山駅ホームのトイレを利用。列車内のトイレにいると勘違いした運転士が自らドアを閉めて発車し、五位堂駅でドアが開かなかったために気づいた。乗客は4人だった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル