8日午後3時55分ごろ、東京都足立区の東武スカイツリーライン西新井駅の駅員から「券売機の前でパンという爆発音がして缶が割れている」と110番通報があった。警視庁によると、コーヒー缶が破裂して中の液体が近くにいた20代女性1人にかかった。この女性を介抱した20代の女性駅員も液体に触れ、病院に運ばれた。
西新井署によると、女性2人のうち液体を直接浴びた女性は「額と下半身が熱い」と訴え、駅員は「左手の指がひりひりする」と話したという。いずれも命に別条はないとみられる。缶を置いたのは外国人とみられる40代男性で、署の聴取に缶の中身について「洗剤を入れた」と説明。液体は簡易鑑定でアルカリ性を示したといい、署が男性から缶を置いた経緯を詳しく聴いている。(御船紗子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル