西村康稔経済再生担当相は12日のNHK番組で、来年度予算編成の指針となる「骨太方針」について、「国土強靱(きょうじん)化や防災・減災を、国民の命や財産を守るという観点から、大きな柱として位置付けたい」と述べた。梅雨前線による記録的な豪雨の被害が発生しており「毎年、頻繁に大きな災害(が起き)、激甚化している」と理由を語った。 政府がまとめた骨太方針の案では、国土強靭化に関し「取り組みの加速化・深化を図る」などと昨年と同様の記載にとどまっており、自民党の二階俊博幹事長や公明党から不満が挙がっていた。国土強靱化の3カ年緊急対策が今年度で終了するため、予算確保を求める意見が強まっている。
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