気象庁は17日、向こう1か月(10/19~11/18)の天候の見通しを発表した。全国的に暖かい空気に覆われ、北・東・西日本は今月末にかけて気温がかなり高くなる見込み。また、湿った空気の影響を受けやすいため、東・西日本の太平洋側は降水量が多い予想となっている。先週末、台風19号による記録的大雨となった地域を中心に、この先も雨の降り方に対して注意が必要だ。
週ごとの予報によると、1週目(10/19~10/25)は北・東・西日本の太平洋側は、前線や低気圧の影響で、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。ただし、北日本を中心に暖かい空気に覆われやすい予想で、気温は全国的に高温となり、北日本から西日本はかなり高くなる見込み。特に、23日(水)頃からの5日間ほどは、東北や東日本を中心に気温がかなり高くなるとして、気象庁はこれらの地域に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
2週目(10/26~11/1)は、東日本の太平洋側や西日本で、湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。全国的に暖かい空気に覆われるため気温は高く、北~西日本でかなり高くなる可能性がある。3~4週目(11/2~11/15)は、日本付近に寒気が流れ込みにくく、引き続き全国的に暖かい空気に覆われそうだ。ただし、高温の程度は1、2週目ほど顕著にならない見通し。天候は、全国的に平年程度と見込まれている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース