女性から顔に泥を塗られた男性は、夏に病気をしない―。400年以上の伝統を持ち、無病息災を願う「どろんこ祭り」が4日、高知市長浜の若宮八幡宮で開催された。神事では宮司が「世界中で流行している新型コロナウイルスを鎮めてください」と祈願した。
白い浴衣をまとった地元の女性ら約20人が田んぼに早苗を植え、太鼓の合図で泥塗りを開始。例年は女性がおけの泥を手のひらいっぱいに付け、男性の顔に塗りたくるが、今年は接触感染を避けるため、手をアルコール消毒し、人さし指に少量付けて塗った。
今年は人が密集しないよう田んぼ周辺での踊りはなく、病院や老人ホーム訪問も中止になった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース