兵庫県明石市のサービス付き高齢者向け住宅「シルバーハウスはやしの南」に入居する認知症男性が虐待されていた問題で、兵庫県警明石署は20日、暴行の疑いで、介護士で元職員の西崎直美容疑者(57)=同市藤江=を逮捕した。「私の言うことを聞いてくれず、いらいらが爆発した」と供述し、容疑を認めている。 逮捕容疑は9月20~21日、施設に住む認知症の男性(88)の頭をたたいたり、腹部を蹴ったりするなどの暴行を加えたとしている。 明石市や施設によると、西崎容疑者は介護福祉士として月に10回ほど夜勤に当たっていた。夜勤帯にこの男性にけがが多いことを不審に感じた施設側が、男性の個室に防犯カメラを設置したところ、容疑者が男性を暴行する様子が記録されていたという。 虐待を確認した施設側が10月15日に県警に被害を相談。西崎容疑者はこれまでの施設側の聞き取りに対し、別の認知症の70代男性入居者への暴行も認めたという。 県警によると、西崎容疑者は9月下旬に施設を退職した後も、別の施設で介護士として勤務していた。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース