鹿児島県は3日、出水市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認され、飼っている採卵鶏約2万3千羽の殺処分を始めたと発表した。農林水産省によると、農場での感染確認は今季、佐賀、茨城、埼玉県に続いて4例目。
県北薩家畜保健衛生所に2日、「死ぬ鶏が増えた」との通報が農協からあり、遺伝子検査によって鳥インフルエンザウイルスの「H5亜型」と確認された。
県は3日午前7時から鶏の殺処分を開始。この養鶏場から半径3キロ以内を移動制限区域、3~10キロを搬出制限区域とし、養鶏場などの関係車両を消毒する地点を7カ所設けた。
県によると、移動制限区域に…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル