■4代続く旅館、人と人をつなぐ交差点に
かつて城下町として栄えた福島県南相馬市小高(おだか)区。JR小高駅前の大通りに、4代続く「双葉屋旅館」がある。
6月末、原発事故で同じく被災したウクライナの消防士らが3泊した。屈強な体で台所に入り、自国料理を作って他の宿泊客や近所の人たちに振る舞った。女将(おかみ)の小林友子(66)は、お土産の自家製ウォッカをぐいっと飲み、顔を赤らめた。
避難先から帰還し、旅館を再開して3年。これまで約20カ国から宿泊客が来た。きっかけは原発事故被害の視察や支援だが、今はそれだけではない。…… 本文:825文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース