政治家の言葉をどう受け取るかの判断は難しい。先月、米紙ニューヨーク・タイムズの1面トップの見出しに非難が殺到したそうだ。トランプ大統領のスピーチを報じた記事だった。
テキサス州などで計31人が死亡する銃乱射事件が相次いだ。事件を受けてトランプ氏は人種差別と白人至上主義を非難し、いつになく強い調子で「この国に憎悪の居場所はない」などと述べた。
同紙は翌日の朝刊の早版用に「トランプ氏、人種差別に対する結束を促す」と見出しをつける。その見出しが前夜のうちにネットで公開されるや、ツイッターなどで抗議がわき起こった。…… 本文:1,654文字
朝日新聞社
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