45億光年向こうの宇宙から来た過去最高エネルギーのガンマ線を観測することに東京大などの国際研究チームが成功した。太陽系が誕生したころに最期の瞬間を迎えた巨大な星が超新星爆発を起こし、ブラックホールになった際の断末魔の叫びが届いたとみられる。成果は20日付の英科学誌ネイチャーに掲載される。
スペイン・カナリア諸島にあるチェレンコフ望遠鏡が1月、「ろ座」の方向で、これまで観測されたものの約10倍となる過去最高のガンマ線を観測した。「ガンマ線バースト」と呼ばれる宇宙で最も激しい爆発現象で、超新星爆発などで発生すると考えられる。
解析によると、太陽の数十倍の…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル