ニッポン放送「ザ・フォーカス」(5月5日放送)に作家・元外務省主任分析官の佐藤優が出演。緊急事態宣言の延長と今後の解除について解説した。
緊急事態宣言、5月31日までの延長決定
政府は4日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言をすべての都道府県を対象としたまま5月31日までの延長を決定した。安倍総理大臣は会見で「5月14日をめどに専門家会議を開いて感染者の動向や医療体制を分析し、地域ごとの期限前の宣言解除を検討する考えを示した。
森田耕次解説委員)東京都は5日、新型コロナウイルスの新たな感染者が58人確認されたと明らかにした。3日連続で2桁の水準。これで東京都内の感染者は累計でおよそ4710人となった。佐藤さんはこの数に一喜一憂する必要はないとおっしゃっていました。検査数も連休で少ないということもあるかもしれません。
佐藤)ただ、減る傾向にあることは間違いないですから、そこは非常にいいですよね。
森田)政府は4日、緊急事態宣言をすべての都道府県を対象としたまま5月31日まで延長することを決定しました。安倍総理大臣は4日の夕方6時過ぎから記者会見を行い、5月14日をめどに改めて専門家会議を開いて感染者の動向や医療体制を分析して地域ごとの期限前の緊急事態宣言解除を検討するという考えも示しています。
安倍総理大臣)新たな感染者数を低い水準に抑えながら、これまでに感染した患者の皆さんの退院などを進めていく。そうすることで医療現場の逼迫した状況を改善するためには1ヵ月程度の期間が必要であると判断いたしました。
森田)安倍総理は全国一律の延長を決めた理由については「未だかなりの数の新規の感染者を認めていて、感染者の減少も十分なレベルとはいかない。引き続き医療提供体制が逼迫している地域も見られるので、当面いまの取り組みを継続する」ということです。現在は1日100人を超える人が感染から回復しているということで、新規の感染者がこれを下回る必要があるということで1ヵ月間は延長ということのようですね。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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