茨城県守谷市の常磐自動車道でのあおり運転殴打事件で、無関係にもかかわらず「同乗者の女」とインターネット上で名指しされ名誉を傷つけられたとして、東京都の女性が愛知県豊田市の原田隆司元市議に計110万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、東京地裁であった。田中寛明裁判長は、「女性の社会的評価を低下させる」として原田氏に33万円の支払いを命じた。 判決などによると、原田氏は、女性を同乗の女とするツイッターの投稿とともに女性の顔写真を自身のフェイスブックに添付し「早く逮捕されるよう拡散お願いします」などと投稿した。女性側は訴状などで、中傷のメッセージや迷惑電話を大量に受けたと主張し、「原田氏が虚偽情報の発信源でないとしても、市議という公的な立場で拡散しており悪質だ」と訴えていた。 原田氏は女性の提訴後に市議を辞職。原田氏の弁護人は判決について「申し上げることはありません」としている。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース