環境相で初入閣する小泉進次郎衆議院議員が11日午後、囲み取材に応じ、記者団の質問に答えた。
小泉氏は「まず、あす福島に行きます。環境大臣の仕事、原子力防災担当大臣の仕事は、私が今まで取り組んできた復興、特に福島の中間貯蔵、そして除染、こういったことの加速化は東日本大震災の復興に欠かせません。まずはすぐに福島へ行って、関係の方々にご挨拶をしたいと思います」「今まで環境省というと“環境問題“というイメージが強かったと思いますが、環境省の仕事は社会変革の仕事で、持続可能性が問われている問題について主導的に担っていくんだと。今までやってきた先進的な取り組みは世界に売れます。日本の強み、日本にしかできないこと。しっかり、働きたいと思います」とコメント。
記者から「育休」について尋ねられると、「まず、あれはずいぶん“切り取り報道“がありましたね。文字起こしを読んでいただければわかると思いますが、子どもが生まれてからのことを考える前に、妻はこのまま行けば42歳での高齢出産。生まれてから、の前に、とにかく健康に、元気で出産を迎えることができるように全力で支える、そのことで頭がいっぱいです、と言いました。その上で、“育休を考えてますか、検討してますか“と言われたので、検討していますと答えた。それがこんなに騒ぎになること自体、日本って固いね。古いね。ニュージーランドでは、登壇してスピーチしている議員が連れて来られたお子さんを議長がだっこして、そしてミルクあげてましたよね。こういう報道になること自体が無くなる未来を作っていきたい。大事なことは3つ。公務最優先、危機管理万全、妻の不安払拭。この3つのために何がいいのか、多くのみなさんのご理解を得られる形がなんなのか、引き続き考えていきたい。国会に出ないとか、そんなことはありませんし、この固い社会がよくなるように前向きに、一つの力になれば」と説明した。
さらに安倍総理や菅官房長官からの入閣打診の時期について問われた小泉大臣は「総理から月曜日にお電話があり、ポストも含めてご連絡頂いた。私からは自然な気持ちで、“よろしくお願いします、ありがとうございます“とお答えしました」と明かした一方、「昨日の報道を見ていても、“ない“という速報が打たれ、あったことになり、これからおそらく検証記事、本当にカギカッコ付きなのか、という、いろんなものが出てくると思うが、そういう問題は政治家が話すべきことではないし、政治家同士の信頼、記者の皆さんとの信頼関係、そういったものの中では、言わないことで価値があることもある。言う方は言う方の自由、書く方は書く方の自由。でも何時何分から誰から電話があってとか、そういうことは秘めていくことだ」とした。(AbemaTV/『AbemaNews』より)
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