「いじめない」一転、名古屋市が認める 中1遺族に謝罪

 2018年に名古屋市立中学1年、斎藤華子(かこ)さん(当時13)が自殺したのは、いじめが要因の一つだったとする調査結果が出たことを受け、市教育委員会が6日、遺族に初めて謝罪した。自宅を訪ねた鈴木誠二教育長が仏壇に手を合わせ、両親に「いじめがあったことは認められた。十分なことができず申し訳ない」と謝罪した。河村たかし市長も同行した。

 父の信太郎さんは「『なぜ』という思いで気づいたら3年半経っていた。娘と時間を返してほしい」と述べた。

 華子さんは18年1月、名東区の集合住宅から飛び降りた。市教委が設置した第三者委員会は「いじめ行為があったとは認められない」と結論づけ、市教委は謝罪してこなかった。市の再調査委員会が7月末、ソフトテニス部内で無視などのいじめ行為があったと認定したため、遺族が改めて謝罪を求めていた。当時の校長、担任、顧問も近く謝罪する。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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