「いつもありがとう」…感謝のメッセージ続々 感染リスクと向き合いながら“ゴミ収集”を担う人たちへ(東海テレビ)

■外出自粛で“家庭ゴミ”の量が増加

 名古屋市南区の南環境事業所は、区内の家庭ゴミの収集を担います。

午前8時半。収集車は一斉に各担当地区へ出発。市内全体で300台が稼働し、1日あたり約900人が作業にあたります。

取材を受けてくれたのは26年のベテラン作業員、和田さん。

車1台につき運転手1名、収集作業の2人の3人体制です。

受け口にゴミを入れると、圧縮されて押し込まれていきます。実はここ2か月、ゴミの量が増えました。

名古屋市内の家庭ゴミの量は、1世帯あたりの平均で1か月に約30キロ。それが外出自粛以降、約32キロまで増えたといいます。

■感染するかもしれない危機感…注意を払いながら職務を全う

 その分、収集するのに手間がかかり体力も奪われますが、それ以上に気がかりなのが、新型コロナウイルスへの感染リスクです。 和田さん:
「感染するかもしれないという危機感というか恐怖はありますね。こういうティッシュとかマスクとか、袋が破れた時に外へ出ちゃう時があるんですね。そうすると、自分の手で拾ったり、ほうきで掃いたりしています」 テッシュペーパーやマスクに、ウイルスが付着している可能性は決してゼロとは言いきれません。収集車に詰め込む際、時には袋が破れ、ゴミが散乱してしまうことも。

そうした時は、特に危険を感じます。 和田さん:
「もし感染して奥さんとか母親とかにうつしたら怖いですね。市民の方々の生活が回っていかないといけないので、大変です」

■「いつもありがとう」市民から感謝のメッセージ 手作りマスクを送る人も

 そうした中、ゴミの収集を担う人たちにあるものが寄せられるようになりました。 和田さん:
「こういう“頑張ってください”とか、“感謝しています”っていうお手紙をいっぱいもらいます」

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

Japonologie:
Leave a Comment