編集委員・中島隆
バイクのライダーのみなさん、「いらち運転」をやめましょう――。タレントの三船美佳さんが20日、大阪府門真市にある門真運転免許試験場で、そうマイクを持って呼びかけた。
交野、寝屋川、四條畷、門真の4警察署が共同で行った緊急キャンペーン「やめよう! いらち運転」の一幕。イライラしながら自分本位で運転して事故を起こすのを防ぐのが目的だ。
4署管内では今年、7月末までに12件の交通死亡事故が発生し、うち半分がバイク事故。そのため、大阪在住でバイク愛好家の三船さんに「一日広報啓発隊長」になってもらった。
三船さんは18歳で大型二輪免許を取り、大型バイク「ハーレーダビッドソン」が愛車だった。低い姿勢でゆっくりと走り、足元のエンジンから「ドッドッドッドッ」という鼓動を感じることが好きだった。「そもそも幅が広いので、車と車の間をすり抜けることができないんです」
趣味は、制限速度ぴったりで走ること。「安全ルールを守るのが、一番かっこいい。時間に余裕を持って、おうちを出ましょう」と呼びかけていた。(編集委員・中島隆)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル