楽しみにしていたお菓子の「うまい棒」。食べようと袋を開けたら、いつのまにかモロモロに崩れていた――。そんな悲劇を防ごうと、大阪府枚方市にある製造会社が立ち上がった。できたのは、車で踏まれても壊れない専用ケース。市はふるさと納税の返礼品にする計画だ。
開発のきっかけは、ある会社員の悲しい体験だった。
昨年10月、新商品開発の会議で、設計担当の男性社員(62)が熱く語った。
「孫の悲しい顔もう見たくない」→ケースができた そして孫の反応は…
「孫の悲しい顔はもう見たくない。うまい棒が壊れないケースを作りたい」
この少し前のことだ。社員の孫の女の子が幼稚園から帰ってきた。通園バッグをブンブン振り回しながら。中には、園のお楽しみ会でもらったうまい棒が入っていた。
うれしそうに袋から取り出す…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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