小学校受験が本格化するシーズンを迎えました。共働き世帯の受験も増え、少子化ながら志願者層は拡大傾向です。自身と長男の小学校受験の経験を生かし、小学校受験専門のコンサルティングを手がける「ウィンお受験コンサル」の波多野里奈さんに、最近の受験事情や多く寄せられる相談、受験に臨む保護者へのメッセージを聞きました。
――相談に訪れるのは、どのような家族が多いですか。
親子とも小学校受験は初めてで、「何から始めたらいいのか」と悩んでいる人が多いです。「とりあえず幼児教室に通ってみたけれど、このままでいいのか」という方もいます。
共働き世帯からの相談も年々増えていて、いま依頼者の6~7割を占めます。
――どのような相談や依頼が多いでしょうか。
「時間が足りない」ことによる相談や依頼が圧倒的に多いです。受験する共働き層が増えたとはいえ、まだ、受験準備の段階でも「時間の融通が利きづらい」ことがネックになることは多いようです。
「代理」を依頼されるケースも
例えば、複数の学校の説明会…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル