食べものの好き嫌いは、遺伝子の影響を受けているかもしれない――。そんな可能性を示唆する研究を、理化学研究所などのグループが発表した。大規模なゲノム解析により、日本人の食習慣と遺伝の関わりに迫った。
ゲノムは遺伝情報のことで生き物の設計図。ゲノムのわずかな違いが身長の違いや特定の病気のなりやすさなどに影響を与えることがある。
理研の客員主管研究員の岡田随象(ゆきのり)さんと鎌谷洋一郎さんらは、日本人約16万人の遺伝情報と、お酒や緑茶、牛乳などを飲む頻度、ヨーグルトや納豆、魚などを食べる頻度との関連を調べた。
すると、アルコールの分解に関…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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