「お酒飲んだらキックボード乗らないで」 AKB小栗さんが一日署長

 秋の全国交通安全運動(21~30日)を前に、アイドルグループAKB48のメンバーの小栗有以さん(21)が20日、警視庁渋谷署一日署長に就任した。小栗さんは「お酒を飲んだら自転車、電動キックボードに乗るのはやめましょう!」と呼びかけた。

 小栗さんは東京出身で、AKB48の次期シングル「アイドルなんかじゃなかったら」でセンターを務める。

 渋谷署によると、7月に道路交通法が改正され、電動キックボードの利用が拡大し、管内でも利用者が増えているという。小栗さんは署員から「便利だが自動車の仲間で、飲酒運転は禁止です」と説明を受け、白バイやパトカーを前に「部隊出動!」と号令をかけ送り出した。

 警視庁交通総務課によると、7月に電動キックボードが関係した都内の人身事故は8件。運転者がけがをする単独の人身事故では通報しない場合もあるとみられ、担当者は「数字は氷山の一角にすぎない」と話す。タイヤが小さくバランスがとりにくいため、小さな段差でも転倒しやすいという。

 飲酒運転などの取り締まり件数は373件で、うち355件が運転免許不要のタイプだった。時間帯で最多は午前0~3時。同課は、終電後にシェアサービスを利用する層がいるとみて注意を呼びかけている。

 交通安全運動期間中は二輪車の事故防止を重点課題として、取り締まりや啓発イベントを行う。(比嘉展玖、御船紗子

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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