「お願いだから出てきて!」 救われた子猫、31日後の予期せぬ再会

 10月31日の夕方、関西在住の主婦「オレオ」さんは愛犬2頭を連れて散歩をしていた。

 田んぼに囲まれたいつもの道を歩いていると、「ニャー」と鳴き声が聞こえた。

 声から察するに子猫で、野良猫だろうか。

 そう思って視線を先にやると、車が1台止まっていた。

 運転していたと思われる女性が降りて、車の側面をたたきながら何か言っている。

 「お願いだから出てきて!」

 ボンネットの中に猫が入り込んでしまったのだろうか。

 でも、道の真ん中でそんなことある?

 思わず近づいて「どうしたんですか」と声を掛けた。

 女性によると、猫2匹が突然車の前を横切ったので急停車。

 降りて確認していたら、車のホイールの中に隠れて出てこなくなったそうだ。

 右前輪をのぞき見たら1匹が確認できて、「シャー」と威嚇してきた。

 車内には保育園児くらいの女の子2人が乗っていて、女性はもうひとり幼子を抱っこしている。

 子どもたちは泣き出すし、女性は猫アレルギーで直接さわれないとのこと。

 でも、自分は犬を2匹連れているし……。

 どうすべきかを考えていたら…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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