エントリーは女性だけ、ステージ上でウェディングドレス――。「女性らしさ」や容姿が評価の中心だった大学のミスコンテストが、変わりつつある。
男子学生や性的マイノリティーの学生らにも門戸を広げ、採点基準も変更。多様性が重視される時代に合わせ、学生らが脱ミスコンに動いている。
採点基準を変更
埼玉大(さいたま市桜区)は今年から応募要件や評価基準を変更し、性別不問で実施することになった。名称も「ミスコンテスト」から「Saidai Contest(埼大コンテスト)」に変えた。
「これまでは『かわいい』というだけで参加できたが、それだとダンスなど特技があって『表現』を追求したい人らは外れてしまうため、基準の幅を広げた」。運営する学生団体の責任者・木本真冬花さん(20)は、こう説明する。
2020年度までコンテスト…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル