「がっかりさせてごめんね」 はりまや橋に現れた不気味でヤバイ妖精

 日本三大がっかり名所の一つと揶揄(やゆ)されてきた高知市の「はりまや橋」の名誉挽回(ばんかい)をめざす新キャラクターが誕生した。

 その名は「はりま」と「やばし」。不気味な姿で橋の周辺に出没するうちに人気が上昇。最近は高知県内のイベントで引っ張りだこだ。

 はりまや橋は高知市街の中心部にある。江戸時代にかけられ、1959年の流行歌「南国土佐を後にして」にうたわれて有名になったが、60年代に川が埋め立てられて「橋」ではなくなった。

 98年に市が公園を整備し、幅3メートル、長さ7・5メートルの朱塗りの橋を置いたが、訪れた観光客はいまも「小さい!」と驚く。

記事後半では「はりま」「やばし」誕生の経緯と人気上昇への道のりを紹介します。

「がっかり」返上を

 高知市でカフェを営む下尾仁(ひとし)さん(54)は10年前に思った。

 「ディズニーランドにはミッ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment