那覇市中心部の居酒屋に、常連客から粋な「プレゼント」が届いた。
「ここの串焼き屋さん 大将はイケメンではありませんが 料理はうまいです」
ビル2階にある店内へ上がる階段の前。細長いシャッターを白く塗り直し、店のPRやメッセージが書き込まれた。
「のーりー」の愛称で親しまれる店主の仲間徳宏さん(60)が1996年に開き、今年で25周年を迎えた。
客のほとんどは地元の常連だ。
沖縄県内は新型コロナウイルスの感染拡大が続き、4月にまん延防止等重点措置が適用、5月には緊急事態宣言が出された。
店は4月中旬から夜の営業を休業し、ランチ営業に切り替えた。
売り上げは、コロナ前の2割程度まで落ち込んだ時期もあった。
緊急事態宣言は5度延長され、約4カ月に及んだ。
苦境に立つ店を「目に見える形で応援したい」と、夏ごろに常連客の男女10人ほどが共同で、シャッターへの寄せ書きを企画した。
仲間さんとは若い頃から付き…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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