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日本の無人宇宙輸送船が世代交代です。20日、最後の任務を終えた「こうのとり9号機」に変わって新たな輸送船「HTV-X」の開発が来年度の運用を目指して進んでいます。 JAXA担当者:「こうのとり9号機の姿がだんだん小さくなっていくところはさすがにちょっと泣けましたね。もう2度と会えないのかっていうふうに思ったらちょっと泣けてきたっていうところはあります」
「こうのとり」は2009年からの11年間に9号機まで打ち上げられISS(国際宇宙ステーション)に実験装置や生鮮食品などを運びました。最後の役目を終えた9号機は20日に大気圏に突入して燃え尽きました。JAXA(宇宙航空研究開発機構)は「こうのとり」の後継機として「HTV-X」を開発中で、来年度の運用を目指しています。後継機は、ISSに物資を輸送するほか、計画中の月を周回する宇宙ステーション「ゲートウェイ」への物資の輸送も担う予定です。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース