福岡県で始まった「パトラン」と呼ばれる活動が全国各地に広がっている。ランニングしながら街をパトロールするという取り組みで、参加するランナーは全国で3千人を超えた。目印はおそろいの赤いユニホーム。安全・安心を願い、地域を見守る「目」として、街を走る。
佐賀市役所前で11月24日、年末年始に向けた警戒活動の出発式があり、おそろいの赤いユニホームを着た7人のランナーたちが警察官の横に並んだ。「パトランSAGA」のメンバーたちだ。あいさつなどが終わると、佐賀の街へ走って飛び出した。
ふだんは月に2回集まって、佐賀市内の夜の街を走る。道ゆく人に「こんばんは」と声をかけながら走り、街に異常がないかチェックする。街灯が切れていることに気づけば市役所に伝え、対応を求める。ゴミを拾いながら歩くメンバーもいる。
行方不明者の発見につながることも
代表の吉冨敦思さん(47)…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル