「せどり」方法指南し得た5千万円を脱税か 東京国税局が告発

花野雄太

 市販品を仕入れて転売する「せどり」のノウハウを指南して得た利益を脱税したとして、東京国税局査察部が、東京都台東区合同会社「シュアーズ」と佐野宗吾朗代表(38)を法人税法違反などの容疑で横浜地検に告発したことがわかった。

 関係者によると、佐野代表は経費を架空計上したり、セミナー代金の一部を別口座に振り込ませたりして、2018年1月~21年11月に約1億9800万円の所得を隠し、所得税法人税計約5千万円を脱税した疑いがある。

 この約4年間の売り上げは3億数千万円にのぼり、大半はリアルやオンラインで開催したセミナーの収入だったという。脱税で得た金は証券投資などに充てていたとみられる。朝日新聞は同社に取材を申し込んだが回答はなかった。(花野雄太)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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