「だからァー」定着した語尾伸ばし 思いは伝わらない?

 「わたしはァー、○○でェー、△△だからァー」

 会話のなかで、こんな風に語尾を伸ばす話し方。あなたは気になりませんか。昔は「若者言葉」とたたかれました。今では幅広い世代がふつうに話しているようです。言葉の世界にかかわる人々はどうとらえているか、探ってみました。

 「尻上がりイントネーション」。語尾伸ばしは、音声学の世界ではこう呼ばれることが多い。研究者のひとり、日本大文理学部の田中ゆかり教授を訪ねると、「研究テーマになったピークは1990年代半ば。もう新しい話はありません」といきなり釘を刺された。

 語尾伸ばしの話し方は、80年…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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