「ととのう」は必須ではない ルールなきフィンランド流楽しみ方

 日本ならではの「習慣」を定着させながら各地を席巻するいまのサウナブーム。東北でも地域の特性を生かして発展を続けている。発祥の地であり、サウナが「文化」に達する北欧・フィンランドからはどう見えるのか。本場での楽しみ方は。在日フィンランド大使館の参事官、レーッタ・プロンタカネンさんに聞いた。(聞き手・松尾葉奈)

 ――サウナといえばフィンランドが本場です。フィンランドのサウナ文化について教えてください。

 サウナはフィンランド文化に不可欠です。

 フィンランド人にとってサウナは日常の一部です。仕事終わりの夜、体を温めてリラックスすることで、汗だけでなく精神的なストレスも流す。

 私のフィンランドのアパートには住人の共同サウナがあり、両親の家にはプライベートサウナがあります。家にサウナがあるのは一般的です。

 都市部だと公衆サウナがあり、例えばオフィスビルや国会議事堂、軍事施設にもあります。

日本のサウナは「現地適応」?

 お祝い事や行事にも関連して…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment