秋篠宮さまと長男の悠仁さま(17)は6日、玉川大学(東京都町田市)を訪れ、農学部の研究施設などを視察した。悠仁さまは生物学や生態系に関心を寄せており、秋篠宮さまに同行したという。
同大学の農学部は地球環境に悪影響を及ぼさず、安定的な食糧生産を実現することを研究目標としており、生態系の維持に大きな役割を担うミツバチの研究などで知られている。
お二人は「昆虫科学実験室」で複数の種類のハチの巣やミツバチを観察。悠仁さまは、女王バチと働きバチの育ち方の違いについて説明を受けると、「女王バチと働きバチの中間の特徴をもった個体は出てこないのですか」と質問した。
悠仁さまはお住まいのある赤坂御用地(東京都港区)で、トンボ類の調査を続け、さまざまな生き物がすむ「ビオトープ」づくりにも取り組んでおり、同大ではビオトープにも足を運んだ。視察に同行した同大の小野正人教授によると、視察後に「どんなトンボがお好きですか」と尋ねられた悠仁さまはコバルトブルーの複眼が特徴的な「マルタンヤンマ」を挙げたという。(中田絢子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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