部員は5人、足りないパートは分担して演奏する。青森県のつがる市立森田中学校の吹奏楽部は、少人数のハンディをチームワークで補い、13日に東京で開かれる全国大会への出場権をつかんだ。「少人数でもここまでできる、という演奏をみせたい」。本番を間近にして、練習にはいよいよ熱が入っている。
ホルンにコルネット、ユーフォニアム、バスクラリネット、そして、フルート。5人が吹くのはこれらの楽器だが、音に厚みを出すため、本来は別の楽器で演奏するパートを分担して奏でる。
例えば、アルトサックスでメロディーを吹くパートをホルンなどで代用。その時はホルンのパートをコルネットで演奏して、ハーモニーが崩れないようにする。5人は複数パートの楽譜を覚え、全員がほとんど休みなく演奏を続ける。
全員の力を最大限引き出せる…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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