「なんで昔はあんなに…」 渋谷の居酒屋店主がコロナで変わったこと

 新型コロナウイルスが5類に移行してから8日で1カ月が経つ。この間、人びとの意識にどんな変化があったのか。コロナ禍を経て、生活は変わったのか。かつてのにぎわいを戻しつつある夜の渋谷で聞いた。

 小雨が降る6日午後7時過ぎ、JR渋谷駅のハチ公前。会社員や学生らがスマホを見たり、音楽を聴いたりしながら、待ち合わせをしている。観光客とみられる外国人が列に並んでハチ公前に立って記念撮影をしていた。マスクを着けている人と着けていない人は半々くらいだ。

 知人との食事のために渋谷に来た東京都大田区の大学院生、岡田悠那さん(22)は行き交う人々を見て、「コロナ禍前に戻ってきているんじゃないかな」と話した。街では最近、マスクを着けていない人が増えているし、外国人観光客の姿もよく見かけるようになったからだ。

コロナ禍前は歌っていたけど…

 この時は「渋谷は人が多いか…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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