「はんこなくしたい」デジタル庁創設へ初会合(テレビ朝日系(ANN))

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菅内閣が肝いりで進める『デジタル庁』の設置に向けて、関係閣僚を集めた初めての会議が23日に開催されました。
 菅総理:「デジタル庁の創設は、我が国の経済・社会の大きな転換につながる改革。今までにないスピードで取り組む必要があります」
菅総理は会議のなかで、準備を加速するよう改めて指示しました。喫緊に取り組むべき事項として、マイナンバーカードの普及促進、給付金などを支給する行政手続き、オンライン診療やデジタル教育などを挙げ、コロナ対応で明らかになった課題を解決するとしています。
 平井デジタル改革担当大臣:「河野大臣からは『はんこをすぐなくしたい』と。私も賛同します」
河野行政改革担当大臣と平井大臣は、毎週1回打ち合わせをして「ロックオンするターゲットを絞る」としています。
 平井デジタル改革担当大臣:「今月中にデジタル庁の設置準備室を立ち上げて参りたい。来年中には(デジタル庁を)設立しないといけないと思っています」 菅総理が掲げる行政手続きのデジタル化が進んでいるのが、韓国です。国連が発表した『世界電子政府ランキング』では2位となっています。韓国では、インターネットサイトで住民票などの取得や、出産や引っ越しの手続き、国民年金の加入記録の確認、納税証明書、大学の卒業証明書の発行まで、自宅のパソコンで手続きが可能です。年齢確認が必要な商品を買う際に見せる免許証もデジタル化しています。
 アプリ開発会社のチーム長:「身分証の盗用や偽造などの社会問題を情報通信技術で解決したい」 菅総理は、年末までに基本方針を定め、次の通常国会に必要な法案を提出するとしています。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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