「ふざけてやった」 巡査が後輩に銃口、停職3カ月に 福島県警

 福島県警は15日、県警災害対策課の男性巡査(24)が同僚の後輩に銃口を向けたとして、銃刀法違反(拳銃所持)容疑で福島地検に書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした。巡査は容疑を認めているといい、同日、依願退職した。

 県警監察課によると、巡査は昨年11月~今年1月、県警本部の拳銃保管庫で弾の出し入れをするときに同僚の後輩に銃口を計3回向けた疑いがある。今年1月、後輩が上司に相談して発覚。このほか、須賀川署に勤務していた2020年秋ごろにも署の仮眠室で同じ後輩に銃口を向けたといい、巡査は「ふざけてやった」と話しているという。

 警察官の銃の所持は、容疑者の逮捕時など職務のために限り法律で認められているが、同僚に銃口を向ける行為は職務といえず、銃刀法違反にあたると判断したという。県警の児嶋洋平本部長は「警察官としてあるまじき行為。県民に深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。福地慶太郎

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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